日記
記憶の引き出し
もうすぐ冬になるのでタイヤを替えなくてはいけない。その前にタイヤを置く台を作っていたら年長の里子がやってきてボルトとナットを組み合わせる手伝いをしてくれた。
クルクル回しながら楽しそうにやっていたけれど急に『温泉楽しかったね!また行こうね!』と言い出した。
温泉。。温泉。。いつの話だ?
と考えていたら『これやったよね(^^)。温泉の時に美味しいのやったよね!』とボルトをクルクルしながら言った。
そういえば思い出した。
夏休みに九州へ旅行した時に北九州でそこの名物のネジチョコを食べたんだ。
すごくよくできていてチョコレートで作ったボルトとナットが入っていてちゃんとネジが合うようになっている。クルクル回すとキッチリ閉まっていくのだ。すごく珍しいしすばらしい技術に家族で感心しながらみんなで食べた。味も少し苦い感じで大人も好きな味のチョコだった。
次の日別府に行っていろいろな地獄温泉を見て足湯につかりながらまんじゅうを食べたりみんなで写真を撮ってすごく楽しかったことを思い出した。
大人になるとタイヤを置く台を作るくらいその日の出来事で終わるのに年長の子どもはボルトとナットを見て夏休みのチョコを思い出しそれに繋がる温泉を思い出したのだろう。
子どもの記憶の引き出しはおもしろいな〜
楽しかった夏の思い出も忘れていたのにすぐに思い出させてくれた。
子どもの気持ちは無限大だ。毎日ほんとに楽しい。