日記
絆創膏
保育園に通い始めた頃のこと、慣れるまでは離れるのに時間がかかっていましたが3ヶ月もするとだんだん慣れてバイバイと言ってくれるようになりました。
遊びにも慣れていっぱい遊んでちょっとした傷があちこちにできるようになりました。
とは言ってもそんなにひどいものではなくちょっとしたすり傷や虫刺されくらいですが帰ってから絆創膏を貼ってあげると喜んでいっぱい貼ってと言います。
何枚も貼るのでもったいないなーと思って3枚までね。と約束して。しかも安いすぐに剥がれる絆創膏を貼って保育園に行く時は剥がすようにしていました。保育園では剥がれたものが散らかったり他の子どもが口に入れると危ないので出来るだけ絆創膏は貼らないでくださいということでした。
ある日薬局に行った時キャラクターの絆創膏を見つけて『買って買って!』というので仕方なく買ってあげると何枚も貼るので、『もったいないからそんなに貼らないよ!3枚だったでしょう。そんなに貼るなら安い方にしよう。』と言ってもなかなか聞き入れてくれません。
次の日保育園に行く時も『剥がさない!このまま行く!』と言って聞きません。
もうこんなに言うこと聞かないならやっぱり今度から安いのにしよう。と心に決めて保育園に行きました。
先生に『こんなことがあって絆創膏をいっぱい貼ってますが剥がさないと言ってるのでどうしましょう?』と聞いたら先生が『そうですか、お母さんと離れるのがさみしいからこの子にとっては心の絆創膏なんですね。今日は剥がさないようによく見ておきますね』と言ってもらいました。きっとすぐに剥がしてくださいって言われると思ったのに子ども目線で心の絆創膏って言ってもらえて感動しました。
そうなんだ。絆創膏を貼ってもらうことで子どもは安心するんだ。子どもに接する時そういうふうに考えるといいんだと教えられた日でした。
家族以外の子供との暮らしはどうだろう
いつも里親会のホームページを見ていただきありがとうございます。
里親とはどんなものだろうと気になってこちらのホームページを訪問しても意外と参考になることが書いてない。。。
そうなんです。個人情報が多いので子供たちのことはなかなか世間にお披露目できないのです。
それでも知りたい方のために場所や子どもが特定されない範囲で里子との暮らしを書いていこうと思います。