日記
アルバイト
同居している上の子がアルバイトを始めた。
一般的な飲食店で制服もあり、ある程度のセリフも決まっているらしい。
席に案内したり、メニューの説明をしたりするのにセリフを覚えるのが大変そうだ。
家で小学2年生の里子を相手にセリフの練習をしている。
『いらっしゃいませ!何名様ですか?』
『お1人様です!』
『ではお席に案内します。こちらへどうぞ。当店のご注文方法はご存知ですか?』
『あー知らないです』
といかにもお店にいるような掛け合いをしている。いろいろなセリフを言ってるうちに里子がツッコミを入れる。『セリフ噛まない方がいいよ』『だから練習してるの!』『はい!次のセリフ言って!』とどっちが上だかわからない感じだ。
でもごっこ遊びみたいで里子も嬉しそうに練習をしている。やはり兄弟は大事だなと思う。
親が教えると押し付けみたいになるけど、上の子がやっていることは憧れになる。
先輩がいることに感謝です。
そして里子が『バイトって何?』と聞いてきた。
働いたらお金がもらえるんだよ。自給って言ってね1時間働いたら千円もらえるんだよ。と教えたらやる気に火が付いた。『ママ!バイトする!バイト探して!』
いやいや小学生は無理だよ〜。じゃあうちでお手伝いする?お皿を洗ってくれたら十円あげるよ!と言ったら『えー!安い!千円ちょうだい!』『1時間働いたらねー』
大人の真似をしながら育っていくんだね。