ごあいさつ

里親会の皆様、子供たちの健やかなる育ちのため、日々ご奮闘いただきますこと、心より感謝いたします。今社会的養護における里親養育は、大きな転換期を迎えていると思います。日本国内においては、長く施設での養育が中心で、里親委託はほんの一部の要保護児童のみが措置されるにすぎませんでした。しかしながら、国際的には子供が家庭で育つ権利を保障するため、養子縁組・里親委託が主流となっていることから、日本でも近年「里親委託優先」の原則が確立されてきました。里親委託優先の原則がうたわれているものの、里親登録の数や個々のスキルがその期待に十分応えるだけに成熟していないのも事実です。今後は行政等と協働で養親や里親を増やすと同時に、施設の子どもへの対応スキルを積極的に学び、社会が期待する里親養育の確立をすることが必要だと考えます。

 子どもたちの健やかな育ちを最優先に、里親・行政・施設が真に連携していく、全国的なモデルをこの三重県から作り上げていきたいと考えておりますので、里親会会員様の皆様のさらなるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

   三重県里親会  会長  欠田長平